お話を伺った方

  • 代表取締役CEO    諸岡様
  • 内部統制室   室長 佐藤様
  • システム統括部 部長 大貫様

ご支援内容

  • サプライチェーン排出量算定コンサルティング
  • サプライチェーン排出量自動算定ソフトウェアの導入

御社の事業内容を教えてください。

ゴムクローラーと油圧駆動による世界初の重機を開発・製造しております。

その他にも、土木建設用の運搬車・間伐材の搬出用のフォワーダ・バイオマス発電向けの木質チップの製造用破砕機等の製造を行っており、インフラ整備・災害復旧・環境保全に有効活用されております。

気候変動に関する御社の取組背景(課題)を教えてください。

5・6年前からSDGs・ESG経営を意識していましたが、CO2を排出するディーゼルエンジンを使用する製品を取り扱うため、特に気候変動に関する具体的な取組を行う必要性を感じておりました。

その中で、従来よりISO14000(環境マネジメントシステム)の認証取得は行っておりましたが、今後の排出量削減への取組等を見据え、まずは排出量の見える化をする必要がありました。

オンドを支援依頼企業として選んだ決め手を教えてください。

大手コンサルティングファーム等の他社対比で、オンドのサービス価格が安価であった点と、レスポンスが速い点やサービス価格がリーズナブルであった点が、弊社のような企業規模でも上手く対応していただけるのではと感じました。

また、弊社の社員への排出量算定に関する知見や意識を高めることも重要視しており、その点も含めてオンドに支援を依頼して良かったと思っています。

オンドの支援効果を教えてください。

社員に対してScope1,2,3の基本的なところから丁寧に説明を交えながら、弊社に即した算定方法を提案してくださったことに加え、今後の自社における管理体制を確立できたことが良かったです。

排出量算定の煩雑な計算処理をオンドのソフトウェアでは、各部門からデータをインポートするだけで排出量算定が完了できるようになっており、排出量算定を始めるタイミングで、Excelでは実現することができないDXにも繋げられた点も魅力的でした。

今後の取組の方向性を教えてください。

大きな考え方としてSDGs等を義務感として行うのではなく、ビジネスチャンスとして捉えられるようにしたいと考えています。

そこで、弊社社員の一人一人が環境に対しての考え方を持ち、自社のカーボンニュートラル化だけでなく、お客様の脱炭素化にもビジネスとして関わりたいと考えおります。

実際、排出権のクレジット付レンタルも同様の着想でスタートし、現在取組を進めているところです。

その他の具体的なものでいうと、TCFDへの対応等、非財務データを含めた統合報告書や、顧客への販売製品に関する排出量の提供を進めていくことも検討しております。

株式会社諸岡
https://www.morooka.co.jp/