East Venturesを引受先とする第三者割当増資を実施
温室効果ガスサプライチェーン排出量自動算定ソフトウェアを軸に、企業の脱炭素化に関する先進的取組の実現を支援
企業の温室効果ガスサプライチェーン排出量自動算定ソフトウェアを開発・提供するオンド株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:米田 光孝、以下「オンド」)は、East Ventures(イーストベンチャーズ3号投資事業有限責任組合)を引受先とする第三者割当増資により、総額2,500万円の資金調達を実施したことをお知らせいたします。
- オンドについて
オンドは"カーボンニュートラルをシンプルに"をミッションに掲げ、加速度的に進行している気候変動の課題解決にコミットするクリーンテックカンパニーです。
主力製品は企業のサプライチェーン全体の温室効果ガス排出量(以下「サプライチェーン排出量」)の自動算定ソフトウェアで、企業の各ERPとシステム連携することでサプライチェーン排出量の自動算定・リアルタイムのモニタリングを可能とします。
サプライチェーン排出量の精緻な算出を行う企業は、多岐にわたる社内外の関係者からのデータ収集、Excelベースでの作業などの効率性に関する課題や、複雑な排出原単位の選定や計算プロセスなどの正確性に関する課題などを抱えています。
弊社のソフトウェアを活用することで、これらの課題を大きく解決することができます。
オンドでは顧客企業様に応じて個別カスタマイズを請け負っており、基本機能である自動算定・リアルタイムモニタリングに加えて、幅広くご要望にお応えすることが可能です。
また、サプライチェーン排出量の算定だけでなく、削減・開示に関わる支援も提供致します。
- 引受先からのコメント
East Ventures パートナー 金子剛士氏
「オンドは、持続可能な社会の実現に向けてテクノロジーを活用し環境問題を解決するスタートアップです。
今回は、綺麗事ではなく現場に愛される、使われるプロダクトを提供していこうとするオンドの姿勢に惹かれ出資を決めました。
"ESG"や"SDGs"といった単語がバズワードと化し、表面上のポーズで終わってしまうことなく、オンドの提供するソリューションを通じて、企業の具体的なアクションに、そして結果に繋がっていくことを願っています。」
- 今後の展望
日本ではソフトウェアを活用した企業のサプライチェーン排出量の算定はあまり行われていません。現在、GHGプロトコルに準拠したScope1~Scope3まで算定している企業は国内で数百社程度に留まっており、まだまだ改善の余地があると考えております。
オンドでは当社のサプライチェーン排出量自動算定ソフトウェアの提供を通して、算定の簡易化や算定企業数の増加に寄与します。
また個別カスタマイズを通じて、脱炭素化に関する先進的な取組の実現を支援します。オンドではサプライチェーン排出量の算定・削減などに関する先進的な取組を行う企業様を募集しております。